この間テレビで芸能人が合同結婚式に参加したときの模様をみて、はじめて合同結婚式というものを知りました。
テレビでは合同結婚式はその日に出会った人と結婚しなければならないといっていたんですが、そんな極端なことをしているのですか?
参加している人たちはどのようにとらえているのですか?
回答者
宇田川 理恵
家庭教育フォーラム相談員
2000年代の初めころまでは、家庭連合の教祖である文鮮明先生に結婚相手を選んで頂くという形が主流でしたので、合同結婚式の数日前ぐらいに初めて出会うということはよくありました。一般的に考えるとびっくりするようことだったかもしれません。
ですが、参加者にはこの祝福結婚で出会う相手は神様が選んでくださった相手であり、自分にとって最もふさわしい相手であるという確信があるのです。
結婚相手を選ぶ時、星座占いや姓名判断などの相性診断に頼る人もいますよね。またある人は、自分の最も信頼できる人や結婚相談所などに助言を求める人もいるでしょう。祝福結婚の場合、その判断をゆだねる相手が神様であり、自分が最も尊敬し信頼している宗教指導者なのです。
もし自分以上に結婚のことや自分の理想の相手がどういった人なのかをよくわかっている人がいるとしたら、その人に結婚相手を選んでもらうというのは、それほど異常なことではないはずです。
もしもこの世界を創造され、すべてを知っておられる存在、神様がいるとするならば、そのおかたが選んだ相手と、自分の判断で選んだ相手と、どちらがより確実でしょうか?
家庭連合の祝福結婚は、神様(または神様から権能を付与された宗教指導者)に結婚相手を選んでいただくという、いわば究極の結婚のあり方なのです。
ですから参加者にとって、何日前に相手と出会うかは問題にならなかったのです。
ちなみに、今ではほとんどの人たちが、少なくとも式の数か月前から連絡を取り合い、直接会って交流してから祝福を受けるかどうかを決めるようになっています。