Q.
妊娠中の妻と一緒に子供の名前を考えているのですが、妻が提案する名前はどれもいわゆるキラキラネームのようで、抵抗感があります。
子供の一生のことなので良い名前にしてあげたいのですが、どのように妻と話し合えばいいか考えあぐねています。
何か助言をお願いできないでしょうか。
A.
大切なのはその子の将来を考え、幸せを願う気持ちをもって命名すること。
回答者
宇田川 理恵
家庭教育フォーラム相談員
奥様のご懐妊おめでとうございます。確かに名前づけは本当に難しいですね。
子供の命名はとても重要だと、私たちは考えています。子供が誕生した時、親は願いを託して、名前を付けますよね。
例えば、強い人になってほしいという願いを込めて「剛」と命名したり、優しい人になってほしいという思いで「優子」と名付けた、などという話を聞いたりするでしょう。
そして実際に、名前がその後の人生に影響を与えたという話もよく聞きます。そう考えると、命名は父母が子供のために果たすべき重要な責任だと言えるのではないでしょうか。
そしてそれは、子供の人生がスタートするに当たって、親として最初に行う共同作業でもあります。ですから、子供の将来を考え、心から幸せを願う気持ちを持って、夫婦がよく話し合って命名することが最も大切です。
キラキラネームについてはいろいろな考え方があり、一概に良いとか悪いとかは言えないと思います。ただ、親の好みで、無責任に名前を付けるということであれば、それは決してお勧めできません。
夫婦でよく話し合って、素敵な名前をつけてあげてくださいね。妊娠中は奥様にとても負荷が掛かりますから、よく労ってあげることが話し合いの上手く進むポイントかもしれません。